トレッキングブーツ 登山靴 洗い方 お手入れ方法
お店がオープンして約1ヵ月がたち、ようやく銀杏も散り始めて冬らしくなってきました。12月に入ってのサプライズ!!ご夫婦で登山家の手塚様がご来店されました。最近はキャンピングカーでベースまで行きそこからアタックをされているそうで、時間の自由度高いためゆっくりと登山を楽しまれているそうです。
持ち込まれた靴が4足、ゴアテックスのトレッキングとカモシカスポーツさんオリジナルの雪山用です。以前このブログでも、レオママご夫妻のトレッキングシューズ洗いをご紹介させていただきました。
良い機会なので、新しくなったスタジオで、登山靴洗いを撮り直しましたので、合わせてごらんください。
お二人のトレッキングシューズ、汚れはありますが、ダメージは無いようです。
いつもの様に洗濯液を作ります。普段の靴よりちょっと濃い目に作るのがコツ。
まず、クツ紐から洗いましょう。なんだか、海藻をお料理しているみたいですね。
茶色で汚れていないように見えますが、こんなに汚れています。
次は底の部分です丁寧に汚れを落します。メンテナンスで一番気をつけるところ。
check pointo!=”劣化が進んでいる、一部分だけがダメージを受けている、割れている、穴が開いてしまった、磨り減っている等”
内側、外側ともに、レザーウォッシュが行き渡るようにやさしく丁寧に洗います。
濡れた水分を、手早く拭き取ります。(そのままにしておくとシミになります)
シューツリーなどを、入れて形を作りながら影干します。(ゆっくりと扇風機にあててもOKです)乾燥したら、防水剤を塗って出来上がりです。(ヌバックスプレーやゴアテックス用スプレーなど)
いかがでしょうか?新品までは行きませんが、次回の山行きには快適な履き心地をお約束します。
もうひとつのオールレザーの雪山用は次回詳しく掲載します。あっ!こちらの仕上げは「SNO-SEAL」を使用しています。
①登山靴は洗わないという方が圧倒的に多い!汗をかいた足で中は湿り、落ちた皮脂でカビや細菌が繁殖。イヤナ臭いの元になっています。靴を履いたとき、湿っぽいな、ベトついているな、足の温度が上がらないなどは、これが原因です。
②雨で濡れてしまった靴も下山した時には乾いているので、そのままにしている人が圧倒的に多い!革の部分は思った以上にダメージを受けています塩(シオ)をふいたようにマダラになってしまった。ヒビ割れができた等。
③家に帰ったらそのまま、靴箱に入れてしまう人が多い!次に山に行くまでの間隔が長い人は要注意です。カビが素材の劣化を進めます。
安全な楽しい登山になるように、メンテナンスをしっかりとしましょう。
ここに書いてあることで分からない事があれば、当SHOP "washup LAB 03-6304-9286"お問い合わせください。専門スタッフが親切にお応えいたします。 10:00~20:00
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