REDWING 知らないと損 コーナー修理
RED WINGの修理で意外と知られていない、コーナー修理をご案内します。アイリッシュセッターなどのクレープソールは減りが早いです。特に後ろ側が集中的に減ってしまいます。
クレープソールはアッパーの下のミッドソールに接着されています。この写真の場合このまま履き続けるとミッドソールも削られていきます。こうなった場合ソール交換費用にミッドソール費用も加算されて高い修理費用になってしまいます。
まだ前の方のミゾは残っているのに、オールソール交換はもったいないです。そこで写真のように後方部分だけ同じ素材で継ぎ足しをします。
完成するとこんな感じです。ちょっと色が新しいところと古いところで差があって目立ちますがこれは1週間くらい履くと不思議とわからなくなります。
こんな貧乏丸出しのソールカッコワルイ!と思う人も多いと思うのですが、当社がこの方法をお勧めするのには理由があります。
我々はソール交換のとき、大き目のソールを接着して余った部分を削り落として完成させます。ソール交換のたびに写真のウェルト部分が削られてブーツの寿命を縮めているのです。(もちろん新たに制作すれば復活しますが費用がかさんでしまいます。)継ぎ足しのコーナー修理を何回か行ったあとオールソール交換すれば寿命も長持ち、お財布にもやさしいということになります。2800円でおこなっています。
クレープソールの継ぎ足しの申し込みはどうしたらよいのでしょうか?御教示願います。
投稿: 岡崎 | 2014年3月19日 (水) 01:01