トレッキングシューズ ゴアテックス 洗い方 お手入れ方法
最近ブームになっているトレッキング。登山雑誌も増えて、山ガールという言葉もいろんなメディアで紹介されています。高尾山、大人気らしいですね。我々にも、トレッキングシューズの洗い方のお問合せが増えています。今回キャンプ仲間のレオママさんご夫婦のトレッキングシューズをお借りすることができましたので、洗いながらのメンテ方法を少し詳しくレポートします。
お借りした状態かなり、汚れています。トレッキングシューズはご覧のとおり複合素材で作られており、昔の革だけの登山靴に比べ、クッション・通気性・重量が改善されています。
ただし素材に合わせた洗剤で洗わないと、部分的に傷みが発生します。オールマイティな洗剤”レザーウォッシュ”は最適な洗剤といえますね。
いつもの様に洗濯液を作ります。水200ccにキャップ5杯です。これで2足充分に洗えます。
最初に大まかな泥汚れを、ブラシで落としてから、洗い作業に入ります。洗い液を汚さない工夫です。いつものようにブラシでゴシゴシと洗います。外側は大きめの少し硬いブラシ、内側は小さめの柔らかいブラシが最適です。濡れていると綺麗になっているように見えますが、どんどん、まんべんなくこすってください。
すすぎは、いつものように、簡単に洗い流す感じで手早く行います。”レザーウォッシュ”は成分をしみ込ませるタイプの洗剤なので、長くすすぐと、成分が抜け落ちてしまいます。
残った洗剤で、靴紐を洗います。液につけて軽く押し洗い。シューズの方はタオルで水気を拭き取ります。
形を整えて、日陰で乾燥させます。乾いてきたら、メンテナンス開始、底や爪先部分のゴム発泡素材は亀裂がないか点検します。新しくても釘や尖ったものを踏んだりしてダメージを受けた物は判断しましょう。(穴が開いて水が入る場合等)年数がたって靴底部分が剥がれるケースもあります。山行きの途中では修理出来ないので注意しましょう。バックスキンのところは少し硬めのブラシでこすると風合いが戻ってきます。革の部分は靴クリーム。底の部分は素材を見て、ゴムに合ったアーマーオールやシリコンを塗ってメンテします。その後全体に防水スプレーなどで仕上ます。(注意!素材が分からない場合は、メーカーに問い合わせるか、塗らない事、劣化が進んでしまう場合があります!)
如何でしょう?新品とは言えませんが、リフレッシュできました。トレッキングシューズはかなり長時間履き続けます。内側の汗の吸収量はかなりのモノ。外側の汚れも地面の状況で強力に汚れます。特に雨が降った場合はさらに汚れます。早目のお手入れで長持ちしますので是非メンテナンスをしっかりと行って次回の山行きに備えてください。
ここに書いてあることで分からない事があれば、当SHOP "washup LAB 03-6304-9286"お問い合わせください。専門スタッフが親切にお応えいたします。 10:00~20:00
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