ライダーブーツの 洗い方 お手入れ方法
上野のバイクショップの方のライダーブーツ(ショートタイプ)が持ち込まれました。ライダーブーツを洗ってみましょう。ライダーブーツはスピード・馬力のあるオートバイの使用条件に合わせて、かなり頑丈に作りこまれています。そのため普通の靴より洗い易いですね。
チェックしてみるとシフトレバーの当たる箇所、踵、つま先にダメージがありました。しかし厚手のしっかりとした革が使用されていますので、簡単なメンテナンスである程度新品の状態まで戻せそうです。それでは、洗って見ましょう。いつものように、靴底を洗いながらチェック!
レザーウォッシュ液を規定の希釈で作り、中→外の順に洗ってゆきます。中を洗うことにより「臭い」・「汚れ」・「湿気」が取れるため、次回「カラッ!」とした履き心地になります。
水でジャブジャブと濯ぎます。革を水につけてはいけない!と思っている方多いと思いますが、レザーウォッシュがこの洗い方を可能にしました。タオルドライを丁寧におこないます。
このあと陰干しをする前に形を整えます。洗った直後は革がニュートラルな状態なので、形を作りやすいのです。シューツリーを入れて、つま先上がりを修正しています。写真で状態がお分かりになるかと思います。
ゆっくり乾燥させた後、色補正をします。靴墨だけでは、すぐ色が取れてしまいますので、ローパスバチック(革用液体染料)等を使用して着色します。
最後は靴墨で仕上げです。如何でしょうか?かなり良い状態にもどりました。
ここに書いてあることで分からない事があれば、当SHOP "washup LAB 03-6304-9286"お問い合わせください。専門スタッフが親切にお応えいたします。 10:00~20:00
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